最近文章力について勉強しようと思っていて
なにかいい本を探そうかなと思っていた矢先、
グイグイとスクロールさせてくる文章力と
辛辣でユーモアたっぷりなブログを発見して、
「あ、もうこんな感じでいいんじゃないかな」
と、参考にしたくなったブログがありました。
もうこの記事の導入部分で心を鷲掴みにされます。
何このユーモアとライブ感。
まさに天才のそれです。
私の努力なんか、
ぶんしょうりょくのべんきょう?
なにそれおいしいの?
って一蹴されること間違いなしな感じ。
こちらのkansouさんのブログをいくつか読んで
参考になった点をまとめてみたいと思います。
デザイン?見出し?何そのダサいの
kansouさんのブログを読んでみると
ブログテーマはいたって超シンプルで、
目次とか見出しとか、いわゆる
読者に優しい要素がまるでないです。
なのに、この読みやすさ。
まるで
「ブログってのはこう書くんだよ」
と言わんばかりの表現力です。
あと、全体的にだいぶスレている文章なのに
記事の面白さがイヤミを感じさせません。
この記事は私がすごく共感したんですが、
私が書いたらたぶん炎上不可避なのに
kansouさんの手にかかれば、まぁそうだよね。
って感じでスンナリ読めてしまいます。
言いにくいことをスパッと言う
私がかつてバンドをやっていた頃、
同年代のバンドマンがよく言っていた
「エモい」という言葉。
最近はツイッターでも目にする機会が
減った気がしますが、流行っていた当時は
「いいよね~!」(エモいってなんや…)と
この記事と全く同じことを思っていました。
なんですが、こういうのを不快にさせずに
面白く読ませるのってホント難しいです。
レビューも上手すぎ。あとまとめすぎ。
私も同年代の男子に漏れず、
二重の極み、天翔龍閃、虎伏絶刀勢、刃渡り
回天剣舞・六連を練習していたくらい
るろうに剣心が好きだったんですが、
実写映画を見たときにはドラマの浅さに
かなりモヤっとしたんですよね。
(牙突もカッコよくなかった)
この記事を読んだら、当時思ってたことが
そのまま書かれていて超スッキリしました。
特に、安慈と左之助のプロレス、
瀬田宗次郎がただの痛い子だった、
四乃森蒼紫ってどうやって船に乗ったの?
という、映画の雰囲気で誤魔化した謎について
記事でちゃんと茶化してたのが嬉しかったです。
あと、書いてて思ったんですが、
かつて抜刀斎だった剣心が
終盤で重罪人として処刑されそうになる茶番。
あれって剣心の顔が一般人に知られていたのに、
「抜刀斎は死んだ!」の一言で
オールオッケーになったのが謎でした。
日常のちょっとのムカつきを面白く
これとかめっちゃ共感しました。
100億倍むかつくって表現、
どんだけ少年の心を捨てずに持っているんだと。
もうホント好き。
あと、基本的にサイドバーにある注目記事は
全部、金をとれるレベルで面白いのですが、
過去の埋もれている記事もハイレベルです。
初期の記事なんかはてなスターも
ブックマークも全然なくて逆にスゴイ。
これからガンガン読んていく予定なので、
asamushiさんが○○に☆をつけました
asamushiさんが○○をブックマークしました
って通知がいっぱいいくんだろうな…
目障りだったら申し訳ないけど、
面白い記事を書くやつが悪いですね。