現代のテレビゲームファンなら誰もが大好きな桜井政博氏のyoutubeチャンネル「桜井政博のゲームをつくるには」において、ゲーム史における伝説の年「1986年」を解説する動画が公開されました。
https://youtu.be/RuGkoYOTrFQ?si=VjxgI_v4t2ZZ_bf_
紹介されたゲームは、確かに現代まで繋がる作品たちの起源になったタイトルばかりでしたが、個人的には、私が生まれるちょっと前の作品ばかりだったので、思い出を語れるような内容にはなりませんでした。桜井政博さんは私より一回り以上年上だし、ゲーム業界を席巻している方なので、ゲームへの解像度が全然違うというのもあります。
そこで30代の一般ゲームファンである私が、少しだけ「伝説の〇〇年」というのを考えてみたら、「1995年」という年が浮かびました。ネット上では、ロールプレイングゲームの黄金時代と呼ばれる世代です。1996年もだいぶ強かったのですけどね。
1995年の思い出のゲームを並べると、「エストポリス伝記Ⅱ」「クロノ・トリガー」「聖剣伝説3」「ロマンシング・サガ3」「テイルズオブファンタジア」「天外魔境ZERO」などなど。プレイしていない名作で「タクティクスオウガ」なんかもあります。
ちなみに翌年1996年は「幕末降臨伝ONI」「バハムートラグーン」「スターオーシャン」「スーパーマリオRPG」「ドラゴンクエストⅢ(リメイク版)」などが発売されました。
この頃のゲーム業界といえば、任天堂の「スーパーファミコン」がそろそろ型落ちといったところで、SONYの「プレイステーション」への移行が始まり出した頃でした。RPGファンのおじさん世代ならみんな知ってのとおり、このあとしばらく先のRPG作品は、プレイステーションが主戦場となることになります。
1995年は、そんなスーパーファミコン末期の年ではありましたが、思い出に残っている作品は、今でも通用するUIとゲーム性、レスポンスが高いゲームばかりです。
ちなみに1994年までの名作RPGは演出が弱かったり、UIが悪かったり。かといって1997年以降の名作RPGはディスク媒体に移行した弊害でロード時間が長かったり、3Dポリゴンが(現代と比較して)ショボかったりと、どうしてもいま遊ぶと気になる作品が多いです。
私自身、プレイステーションが発売されて数年経ったあとも、スーパーファミコンで上記のゲームを遊んでいることが多かったです。当時はあまり理解していませんでしたが、ロード時間が無い上に、UIがほぼ完成されているので、遊びやすかったのでしょうね。
現代まで名前が残っているタイトルとしては、“平成のゲーム 最高の1本”1位となった「クロノ・トリガー」、最近リメイクが発売された「スーパーマリオRPG」、ナンバリングタイトルが続いている「テイルズオブ」、「スターオーシャン」シリーズなんかは有名ですね。
タイトル画面に「1995年」(1996年)と表示されているゲームを遊んでいることが多かったので、すごく記憶に残っています。
ちなみに1995年は私が小学1年生になった年です。ちょうどゲームを遊べる年になった、というのも大きいかもしれない。