ちょっとだけ冒険記

インドアな冒険ばっかしてるのです

消滅集落にあらがっちゃ、いけないのかな

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町内会で毎年行っている道路の清掃作業に行ってきました。

私はもう35歳なんだけど、参加している人たちは70歳~80歳くらいがほとんど。田舎の農村だし、かといって集落の半分以上の世帯は、家を継ぐ人がいないのが現状だ。たぶん、あと5年、10年もすれば空き家が一気に増えるんじゃないかな?

4月から相続の法律が変わったとかで、登記簿用の手続きは遺族の方たちがちゃんとするんだろうけど、都会に行って仕事をしている人たちなどは、どう頑張っても空き家の管理は難しいだろう。

そもそも一度も結婚をしなくて子供がいないお年寄りもいるし、息子娘と仲たがいをしたらしくて全然実家に帰ってこないとボヤいているお年寄りもいたり。

なんにせよ、これから空き家が増えることは確定的に明らかです。

 

私の住んでいるところは、たぶん限界集落か、準限界集落と呼ばれる地域なんだろうけど、まだ70代のお爺ちゃんたちがみんな元気だし、農家もバリバリやってるからなんとか維持できてます。

でも、流石に80歳を過ぎるとムリはできない。冒頭で触れた毎年の町内会での清掃作業はそれなりに重労働だし、今後参加者が減れば、残りの人たちの負担も大きくなっていく。

それこそ、あと10年もすれば、限界集落どころか「極限集落」なんて感じになりそうです。そのときの町内会長さんは大変だろうなぁ。候補者に私の名前が挙がってるみたいだけど、勘弁してもらいたい。

 

今のうちにどうにかしたいところだけど、こればっかりはどうにもならないんだろうね。どうにかなるなら、日本中で少子高齢化問題なんてとっくに解決してるんだから。

今更50代とかの人たちが子どもを作るわけがないし、数少ない同年代も、未婚の人がほとんどだ。

というか今の時代、こんなド田舎に嫁にくる物好きなんてウチの奥さんくらいだよ。実家に帰ります、なんて出て行かれないように気を付けないとね。

 

田舎に暮らすのは、(仕事さえあれば)都会の人たちが思うよりよっぽど快適な暮らしだと思うんだけど、近所の人たちがひとりまたひとりと減っていく寂しさは、たぶん日本中どこでも田舎の共通の悲しみなんだろうね。ほんとうに、ちょっと気難しいお爺さんですら、生きていることがだんだん愛おしくなるんだ。

まぁそもそも性格的に、「どうしようもないクソ老人」なんてのは、ド田舎には少ないのかもしれない。ほぼみんな顔見知りの中で、周りから煙たがれるような人は、誰からも好かれず相手にされなくなって、そのうち勝手に人目に出なくなっていくんだ。

昔はどこに住んでいても、そういう暗黙の空気感があったんだろうけど、現代は嫌で変な人でも好き勝手暮らせる、ヤな時代になったもんだね。

 

生きるってことは、そういう時代の移り変わりを、ぜんぶ受け入れるってことなのかもね。諦める、のではなく受け入れる。

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