ちょっとだけ冒険記

インドアな冒険ばっかしてるのです

どうせ来週には忘れてるよ

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2月からの激務が嘘のように、仕事が落ち着きました。

こういうときに先の仕事を済ませておけば来週の自分が楽になるのは分かり切っていますが、追い詰められないとやる気が出ないのが私の性格です。余裕があるときに、さらに突き詰められるのがプロってもんなんだろうなぁ。

私は妥協のかたまりです。なんでもそう。音楽でも、運動でも、その他の趣味でも、切迫しないとやる気を出せない。

きっと何かしらの義務感でやってるだけで、没頭できないところが、すべからく一流になれない原因なんでしょうね。でも、いいんです。35年も自分と付き合って、この性格を変えられないのは知っていますから。

 

そんなのほほんとした性格の私ですが、追い詰められると結構仕事の馬力を出せます。

周りからの期待感とか、裏切っちゃいけない仕事だとか、プライドとか。そういうものを失いそうだと切迫したときは、絶対に完璧に仕上げなきゃいけない、というようなやる気がどこからか湧いてくるんですよね。なまけものなのに、完璧主義。

これ、なんで趣味だとやる気を出せないんだろう?とちょっと考えたら、賃金が発生してるかどうかが大きいみたい。

たぶん「お金が発生してるものは完璧に仕上げる」という、私の性格の深いところに根付いた本能があるんでしょうね。いま、気づきました。

35年も自分と付き合ってて、今更気づくこともあるんですね。

 

だけど、仕事をしていて、「ちゃんと仕上げよう」と思っていても、やっぱり人間なので間違えることもあります。そういうとき、私はそのミスが割と些細なものでも、けっこう悔しい気持ちになって後から悩みます。

よく仕事とプライベートを切り替えれる人と、そうでない人がいますが、私は切り替えがヘタなタイプ。悔しいミスをしてしまったときは結構簡単に病んでしまうし、夜になっても後悔してたりします。

たまに堪らず、奥さんに仕事の話を滑らせてしまうことがありますが、内容があまりにも矮小なことだったりして、自分で言ってて苦笑してしまうこともあります。

 

そんなわけで、「なまけものなのに、完璧主義」という、自分の変な性格に振り回されてきた社会人17年目なわけですが、ここ数年で折り合いをつけやすくなる、魔法の言葉を見つけました。

「どうせ来週にはこの悩みを忘れてる」です。

私の場合、来週どころか、小さい悩みなら3日で忘れてるし、ちょっと大きめのやらかしがあっても、1ヶ月もするころには問題はなんとかなってたりします。

人生最大級にやらかした!というようなことでも、半年、1年後もクヨクヨしてる事例には、私はまだ遭遇したことはありません。そんなもんです、人生なんて。よほど悪いことをしなければ、大抵のことはなんとかなるようになってるもんです。

 

“悪いことをしなければ”というのがミソかもしれない。取り返しのつかないことだけは、注意していきましょう。

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