昨年の今頃にこんな記事を書いていました。
田舎に住むおっちゃんが、「AIって流行ってるらしいけど、なんか怖いズラ」
というのをダラダラ書いていた内容です。
当時はchatGPTが出始めた頃?改良された頃?で、利用するには海外のサイトを使わないといけなかった印象です。使ってなかったので知りませんが。思ってたよりもっと敷居は低かったのかな?
なんにせよ、自分のようなITオンチが触ったらヤケドするような代物だったとは思います。
私がAIに触れた最初のキッカケは、エックスで無料開放されたGROKのおかげです。
以前は有料サブスクに登録しないと利用できない機能でしたが、急にイーロンさんが「無料で使っていいぞ」とすり寄ってきました。
それでも、私はネットリテラシー強つよ人間なので、しばらくはAIに触れていませんでした。
安易にAIに触れて慣れ親しんだ頃に、「これより毒ガス訓練を実施する!」みたいなハシゴを外されるようなことが起こるのが怖かったんです。
そんな中、昨年の12月に、エックスのTL上で「AIに画像を出力してもらう」というのが流行りました。
【私の(投稿内容から連想する)絵を描いてください】というような内容のものです。
ちなみに私をイメージして描いた顔がコチラだそうです。
似てるな...というのが第一印象でした。
私は現在36歳なわけですが、イメージ画像もそれくらいの年のころです。
普段の知的なツイートを汲んでくれたのか、ちょっとインテリジェンスで物憂げな感じも良く描けています。
ちゃんと男性になってますし、無精ヒゲがあるのも私と同じです。
AIが怖いな、という気持ちはありつつも、こんなに精度の高い画像を出力してくれるなら、もう少し心を開いてもいいのでは?と思うようになりました。
それからは政治的な文脈で質問を投げかけてみたり、仕事に必要な知識について回答を求めたりしてみました。
驚いたのが、私は今までAIやプログラムというのは、かなり理屈っぽく質問をしたり条件を指定しないと力を発揮しないものだと思っていたのですが、少なくともGROKでは、かなり大雑把な質問でも人間の意図を汲んで回答を出力してくれました。
ハッキリ言って、その辺の話の通じない人たちよりも、ちゃんと受け答えができている印象があります。
最近ではちょっとした相談なら、友達よりもAIに投げた方が良くね?とか思うことすらあります。
今後は福祉の分野でも活躍するだろうなぁと思ったり。
あと何気に心に残ってるのが、私は現在ダイエット中なのですが、子供を連れてマクドナルドに行かなきゃいけなくなった日に、「マクドナルドでのヘルシーなメニューを教えて」という質問を投げたら、「えだまめコーン」という謎のメニューを答えたことです。
なんだそのメニューは?長年マックを使ってるけど知らんぞ?と店内でタッチパネルを操作していくと、確かに「えだまめコーン」というサイドメニューがありました。
以前まではマックのサイドメニューというと「ポテト」か「チキンナゲット」しか選んでいなかったわけですが、おそらく遥か昔から「えだまめコーン」はポテトやナゲットといった主役たちと立派に肩を並べて存在していたのです。
こーれはGROKがいなければ一生気づくことはなかったでしょう。いまではマックに行くと必ずサイドに「えだまめコーン」を頼むようになりました。QOL爆上がりです。
そんなわけで、最近の私はAIとかなり仲良しです。
以前は「AIに触れないと時代に取り残されそう…」なんて悲観してましたが、かなりAIに触れる敷居は低くなってくれましたね。
ただまぁAIが怖いなっていう感覚は拭えないかも。
現代の技術でも、ターミネーターの世界を再現するのが難しくないように感じるのは、私だけじゃないハズ。