私が小さい頃から「ストレス社会と戦うあなたに!」なんてキャッチコピーが流行るくらい世の中はストレス社会です。
多分この先も、現代人はストレスから解放されることは無いのでしょう。
Twitterなんかはもっと悲惨で、私は比較的平和な人ばかりフォローしているハズなのに、私生活で溜まった鬱憤を晴らすためあちこちで紛争のTLが流れてきます。
夫婦間トラブル、嫁姑問題、イジメ、少年事件などの身近な問題から、政治的なモリカケ問題、桜を見る会、野党のクレームまがいの国会質疑。
芸能ニュースだとタピオカおばたんとか東出昌大の不倫とか。
こういったトレンドを取り扱っているのはTVニュースやワイドショーも一緒なので、TVを見て義憤に駆られてハッシュタグを付けている人が殆どなのでしょう。
最近このBOTをフォローしてみたのですが、やはりその時その時のトレンドに噛みついて怒っているだけの人たちが殆どだと見て取れます。
このBOTの作者曰く、「色んなことに怒って忘れてを繰り返す空気が好きじゃない」とのことで、全く以てこれに共感しますね。
SNS疲れなんて言葉もありますが、大抵の人が自分に直接関係のない問題に触れて、勝手に消耗しているのではないでしょうか。
いやもうホント、自分と直接関係ないことに怒ってる人が多いなぁと思うんですよね。
テレビの「夫のフィギュアを妻が勝手に売り払った」で怒る全然関係ないオタクとか、「芸能人の不倫ニュース」で女性側を不憫に思って叩く人とか、「性的搾取で憤るフェミニスト弁護士」に怒る男性とか。
「どっかの知らない誰かの煽り運転被害」なんかもそうですね。
こういうのを見てイラっとするのは分かるんですが、義憤に駆られて消耗して、結局何も得られないのを考えると大抵が不毛なことなんじゃないかなと。
怒るのが悪いと言ってるんじゃなくて、怒るべきところが違うと思うんですよね。
例えば社会人は有給休暇を使えない風潮にまず怒るべきだし、サービス残業を強いられる環境に怒るべきだし、昇給されないならスキルアップできない自分に怒るべきだし、大抵の人はこういうストレスが根底にあるのではないでしょうか。
それを誤魔化すために、世の中の様々な問題に目を付けて噛みついてるんじゃないかなと。
前述の部分で言えば、自分の趣味のものを捨てられたら家族に怒ればいいし、伴侶に不倫されたら怒ればいいし、我が子が性的搾取されたら怒ればいいと思うのです。
身の回りの問題に怒らず放置して、関係ないことで義憤に駆られるのは不毛です。
最近流行りのコロナウィルス関連も、ハッキリ言って対岸の火事だなぁと思って見てます。
大抵がフェイクニュースだと思ってるし、政府の対応が正しいとか間違いとか分からんし、どっちかっていうとインフルエンザの方が怖いし。
手洗いうがいをしっかりして、最悪感染したら沢山食べていっぱい寝ればいいんじゃないかなと思ってます。
ただ、小中高を一斉に休ませる安倍総理の要請だけは迷惑です。ウチは子供が小さいから関係ないですが、職場の話題が政権批判ばかりになってウンザリなのです。
そういう私はテレビはほとんどNHKしか付けないので、結構ストレスフリーです。
私が半テレビ断ちをして2年程になりますが、ニュースはツイッターのTLと地方新聞で足りるし、もちろん娯楽にも困りません。
まぁテレビ断ちまでする必要はないかもしれませんが、少なくともワイドショーからは身を引いた方がいいでしょうね。
ひるおびとかのワイドショーを見て義憤に怒るのって、ストレス解消になってるようで実はイライラを溜めてるだけだと思うのです。
何度も言いますが、怒るのなら自分に関係のあることで怒った方がいいです。
社会問題も誰かの不倫も、政治ですらあまり自分に関係がなかったりします。