歳を取るごとに自分の時間を持てなくなってきています。
20代前半のブラック企業時代に比べれば、随分と今の私の余暇時間は増えているのでしょうが、結婚したり子供が産まれてからは、妻や子育てのために時間を割かねばならなくなり、これまでの人生の中でもトップクラスに忙しい日々が続いています。
昔の私はこれといった趣味がなく、結婚してからあれこれと始めてみたことが多いので、どれもこれも時間が足りず中途半端な感じです。
ブログはどこでも書けるからまだ続けることができていますが、ゲーム実況はできなくなったし、子供の夜泣きのせいでギター練習にもなかなか集中できていません。
いやまぁ結婚して子供がいるおかげで今は幸せに暮らせているので、これ以上を求めるのは無い物ねだりだし罰当たりなわけですが、この先は時間の確保がもっと大変になっていくでしょうし、後悔しないようにもがいているところです。
今までの人生も、「もっと早く始めればよかった。もっと頑張ればよかった」の繰り返しばっかですからね。
そんなわけで最近は20代前半の頃に対して後悔ばかりしているので、当時早く始めればよかったなぁと思うものと、今はもうできなくなってしまったことをツラツラ書いていきます。
そもそも10代の学生時代のダメだった過ごし方の延長線的なものもあるでしょうが、これはもう親の育て方とかそういうことにも原因があるので諦めてます。
いつかは10代の頃のグチも書くかもしれませんが、今回は一応自立していたハズの社会人の自分に対して書いていこうと思います。
もっと早く始めればよかったもの
ノートパソコンの購入とゲーム実況
私が初めてノートパソコンを購入したのは20歳の頃(2009年)でした。
それまで高校でのエクセルの授業以外でパソコンに触れたことがなく、当時はメールアドレスの仕組みもネットの繋ぎ方も分からず、激務の合間に顔を真っ赤にしながら雑に使っていた思い出があります。
もっと早くネットに慣れておくべきだったなぁと後悔しています。
今は調べ物をするのにスマホで充分ですけど、当時はパソコンがないと難しい時代でしたしね。
ともあれ、そんな頃流行っていたのが「ニコニコ動画」でした。
当時から私はゲーム実況動画を見ることにハマっていて、特に「最終兵器俺達」、「TENさん」等の実況者を見たり、数年後にはマインクラフト系の動画を貪るように見ていました。
その頃から私もゲーム実況をやってみたい!と思っていたのですが、やり方が分からない…仕事が忙しい…と言い訳をして結局ウダウダと過ごしてしまいました。
独身寮にいてお金はあったので、ゲーム実況を始めるならこのときが一番のベストタイミングだったんですけどね。
2年程前にキャプチャーボードや小型のミキサーを購入して、初めてゲーム実況を始めてみたものの、収録できるのは妻がお風呂に入っている限られた時間しかなかったので、現在機材などは私のオモチャ箱の中で眠っています…
せめて2020年2月に配信予定の、キャットクエスト2は実況プレイしたいなぁと思ってるんですけどね。
収録のために有給休暇を取得しないとキビシイくらいの現状です。
ギターとギター教室受講とライブ
私がギターを買ったのは22歳の冬でした。
当時仕事と失恋でかなり病んでおり、そんなときに私と同じ青森県出身のバンドamazarashiと出会い、初めてギターを購入してみました。
ただ、当時の私はギターが何者なのかもよく分かっておらず、弾き語りをしたいのにエレキギターを購入するという謎ムーブをしていました。
歌を歌いたくてギターを買ったんだから、まずはアコースティックギターを買うべきだったなぁとちょっと後悔しています。
私の両親が音楽や芸術をバカにする人達なせいで、私は社会人になって楽器屋に初めて行くまで、音楽は選ばれた人達しかできないものだと思っていたんですよね。
だからギターの弦が6本だとか、というかそもそも弦楽器だということすら知らなかったのです。
そうして音楽や音感の下地が何もない状態から独学でギターをやっていたし、やはり仕事が忙しかったものだから、3ヶ月くらいで挫折しちゃいましたね。
当時はお金があったんだから、勇気を出してギター教室に行くべきでした。
でもそんなこんなで、今からでもステージの上に立とう!と思ってライブをしてみたのが27歳のときです。
楽しかったけど、青春をするにはどう考えても遅すぎたなぁとも思うのです。
この頃はもう結婚していたので、ギター練習も思うようにさせてもらえなかったし。
気軽な旅行
今は青森県在住の私ですが、ブラック企業時代は千葉県千葉市に住んでいました。
当時はお金もあったので、ちょっとした連休で温泉旅行にも行けたんですけど、そもそも両親とも旅行をしたことがなかったので、旅行の楽しさを知らなかったのです。
思い返せば初めての旅行が京都に行った新婚旅行でした。
昔、期間雇用で来ていた熊本県の女の子に恋をしたことがありましたが、いつか熊本に遊びに行くからね!と約束したのに、勇気を出せずそれすら反故にしました。
ブラック企業とはいえ、2泊3日くらいの休みは無理すればとれたのに。
言い訳と後悔ばかりの人生です。
もうできなくなってしまったこと
ボクシング&ボクササイズ
男はいくつになっても強さに憧れるものです。
私はイジメられっ子だったので、なおさらそういうコンプレックスが強いです。
私は高校生のときから特にボクシングマンガが好きで、『はじめの一歩』や『修羅の門』、マイナーですがヤングジャンプの『monacoの空へ』を読んで、ひたすらジャブの練習をしていました。
…が、結局人並み程度の筋力しかなかったので、ブラック企業時代のキチガイ共に絡まれた時も、相手に気圧されることは多かったです。
社会人になってからもボクシングへの興味はあったものの、結局恥ずかしくってボクササイズすら始められませんでしたね。
あの頃に1年でもトレーニングできてれば、もう少し強く生きられたんでしょうけどね。
これはもう近所にボクシングジムがないし、お金も時間もないのでジムなどでボクシングをやることは一生ないでしょう。
ただ、ニンテンドースイッチでFitboxingというゲームを見つけたので、リングフィットをクリアしたら、これを始めてみてもいいかもしれない。
あとは家の車庫にサンドバッグを吊るして、グローブ買って殴るとか。
案外やろうと思えばやれるのか?
お酒を飲みながらの街ブラ
マナーは悪いんでしょうが、昼間からお酒を飲むのって楽しいですよね。
最近になって日本酒をチビチビとしながら東京などを散策するのに憧れてるのですが、今はもう子供がいるのでなかなかキビシイです。
青森で同じことをしたくても、青森は基本的に車でしか移動できないので、自宅に帰れなくなるんですよね。
というかそもそも街ブラできるような街がないんですけどね。
若い頃にお酒の楽しみ方を知らなかったのはかなりの損失です。
会社の飲み会とか忘年会とか、ヤツらのせいでお酒がマズいものと認識してしまうのです。
あと、チェーン店の飲み屋のビールは発泡酒とか第3のビールにしか感じませんし。
初めての飲酒は仲のいい友達と、高くて飲みやすいお酒を飲むべきです。
やりたいことは早く始めるべき
結婚したことを後悔しているわけじゃありませんが、独身時代の貴重な時間をやりたいことに充てなかったことを深く後悔しています。
(当時は当時で恋人がいないことに焦ってもいましたが。)
やりたいことや目標がちゃんと見つかっていれば、ブラック企業時代ももう少し楽しく生きられたんじゃないかなと思います。
休日も無駄に千葉市や原宿、秋葉原を散歩して終わることも多かったですし。
こういう失敗をしないように、自分の子供は早いうちからやりたいことを見つけて欲しいと思うし、私ももっと人生を楽しめればいいなぁと思って生活しています。
さっさとやりたい事を始めてみて、飽きたら止めればいいのです。
大人になった皆さんはやりたかったこと、今でもやってみたい事はありませんか?