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【ドラゴンボール超 ブロリー】ゴジータブルーとブロリーの戦いが最強にカッコ良かった!【感想・レビュー】

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ドラゴンボール超 ブロリー

ドラゴンボール超 ブロリー

  • 発売日: 2019/06/05
  • メディア: Prime Video
 

 

前回【ドラゴンボールZ 復活のF】を視聴してみたのですが、その勢いのままAmazon Prime Videoで【ドラゴンボール超 ブロリー】を視聴してみました。

 

いやもうマジで最高だったんだが!!!! 

 

私はマンガのドラゴンボールが大好きなオッサンでして、アニメのドラゴンボールZもドラゴンボール超もあんまり知識がない状態ではあるのですが、それにしても今回の映画は最高でした!!!

あ、ちなみに今回のブロリー映画を見る前に、昔のドラゴンボールZのブロリー映画2本は視聴しておきました。

劇場版 ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

劇場版 ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない

 

こちらもAmazon Prime Videoでの視聴です。プライム会員だと無料で見れて最高なのでおススメです。

 

まぁプライムビデオの宣伝は置いといて、今回の【ドラゴンボール超 ブロリー】は過去作の映画をブッチギリで越えて、原作マンガよりも好きになるほど最高の映画でした!

そんなわけで今回は【ドラゴンボール超 ブロリー】の感想やレビューを述べていきたいと思います。

多分べた褒めするだけだと思いますが。

 

 

 

ドラゴンボール超 ブロリー 感想

良かった点

過去のフリーザの恐ろしさが素晴らしい

映画の導入部分として過去のフリーザ軍の非道さや恐ろしさが描かれますが、まずそこでフリーザがちゃんと悪役しているのが良かったです。

他にはギニュー特戦隊やザーボンドドリアがチラッと出たり、旧作のファンへのサービスもしっかりしているのが好印象でした。

 

パラガスとベジータ王の確執を描く

ベジータの父親のベジータ王ってビジュアルはカッコイイんですけど、自分の息子ベジータよりブロリーの方が強さの潜在能力が上と知るやいなや、辺境の惑星に飛ばしたりと妙に小物感がハンパないんですよね。

絶対的な権力者であるベジータ王に歯向かったり、息子であるブロリーを守るため後を追うパラガスの愛情が素晴らしかったと思います。

 

今作のブロリーとベジータの因縁の元にもなる描写が見事でした。

 

バーダックの家族愛でもう泣ける

バーダックはフリーザ軍の目論見をいち早く察知し、息子であるカカロット(悟空)を惑星ベジータからポッドで逃がします。

これは旧作のドラゴンボールZでも設定があったものらしいですが、今作では奥さんとの生活や息子への愛情などが描かれていて、これだけでウルッときました。

ドラゴンボールZ アニメコミックス 14 たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父~ (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

こういうドラマを描くのってドラゴンボールらしいのかは分かりませんが、映画の導入部分としてはやはり素晴らしいなぁと思うのです。

 

フリーザが叶えたい願い

ドラゴンボールといえばシリアスな中にも所々あるギャグなわけですが、今作はフリーザが1つお笑いを担当していました。

ファンサービスだったのか、フリーザの願い事は初代ドラゴンボールのレッド総帥と同じく、身長を5㎝伸ばしたい!というもので、まぁーフリーザが可愛かったですね!

こんなフリーザも序盤で惑星ベジータを破壊したり、終盤にパラガスを殺したりと、しっかり悪役もこなしていたので、トータルでかなり魅力のあるキャラになってました。

 

初戦のベジータVSブロリーがカッコイイ!

ここからは戦闘シーンについて。

まず初戦の通常状態のベジータVSブロリーがカッコ良かったです!

 

これまで数々の死線を潜り抜けてきたベジータは、最初こそ余裕をもってブロリーと戦っていましたが、戦いの中でブロリーの潜在能力が覚醒していき、スーパーサイヤ人、ゴッド状態になっても圧倒できなくなっていきます。

このベジータが様子を見ている感じの状態から、ゴッドになってケリを付けようとするまでの間、ここがとにかく見ていてカッコ良かったです。

いくらブロリーの潜在能力が高いとはいえ、スーパーサイヤ人にはなれない程度だと察している戦い方がカッコ良かった!

 

このあとブロリーの力がドンドン暴走していって、ベジータが本気を出してもダメな感じも、旧作のようなブロリーの恐ろしさとマッチしていて良かったです。

 

ゴッド悟空VSブロリーがカッコイイ!

まずね、ゴッド悟空がカッコいいわけですよ!

そりゃまぁ私は原作マンガが大好きだし、スーパーサイヤ人は3のビジュアルが一番好きなんですけど、現代のニーズに合わせたような細身のゴッド悟空もカッコイイんですよね!!

前作の【復活のF】では通常のゴッド状態にはならなかったので、なおさら嬉しかったですね!

ここからスーパーサイヤ人ブルーになるのも、ブルー状態のありがたみがあって良かったです。

 

序盤は生身の体術でブロリーの相手をして、やはり勝てないと察してゴッド状態になるのが良かったですね。

通常状態でも瞬殺されない悟空とか、この辺のパワーバランスがちょっと微妙ですけど、旧作のブロリー映画でもブロリーの本気ラリアットで地球人のビーデルが無傷だったりしたので、あんまり深く考えるのはナンセンスです。

 

ピンチに声をかけるピッコロさんカッコいい!

今作でピッコロさんが出ると思わなかったのでメッチャ嬉しかったです!

まぁバトルには参加せず、お助けキャラ的な扱いではありましたけど、むしろブウ編のようなピッコロさんの立ち位置が好きなので満足です。

 

ちなみに私がドラゴンボールで一番好きなキャラは1位は悟飯、2位はピッコロさんなのです。

 

ゴジータVSブロリーが見られる幸せ!

ゴジータVSブロリーといったら、旧作のファンからしても最強VS最強なわけですよ!

(マンガにはゴジータもブロリーも出てきませんが。)

それが現代のアニメ技術で最高の形で描かれる喜び!!!

ホントにファンとして最高に幸せな映画だと思います!

 

しかもただのゴジータじゃなくて神の力を得たゴジータブルーと、旧作以上の強さを持つブロリーとの戦いなわけです。

 

旧作のブロリー映画ではスーパーサイヤ人の悟空でもまともにブロリーの相手にならず、最後にインチキくさいワンパンチで無理やり倒したような印象だったので、ブロリーの底知れないパワーの全貌は見られませんでした。

それが今回の【ドラゴンボール超 ブロリー】ではフルパワーのブロリーの戦いが見られたわけです!

 

アツい!!!!アツすぎる!!!!!

 

これでアツくならないドラゴンボールファンはいないと断言します!!!!

 

ゴジータブルーの余裕さがカッコイイ!!

前回の記事【復活のF感想】でも書きましたが、やっぱりドラゴンボールは最後には余裕をもって大ボスを倒すのが楽しいと思うんですよね。

なので今作も、あれほど底知れなかった力を持つブロリーを、ゴジータブルーが圧倒するところがカタルシスを感じて最高に楽しい映画でした!

 

そもそもゴジータの技とかも異次元過ぎてカッコ良かったですしね!

これは現代のアニメ技術があるからこその演出だったでしょうし、この時代に生きていてドラゴンボールが好きな事に逆に感謝したいくらいカッコいいバトルでした!

 

【復活のF】のような茶番感がなく、全力VS全力

【ドラゴンボール超 ブロリー】を見てから、前作の劇場版【復活のF】を思い返すと、前作の茶番感は何だったんだ?と思わざるをえません。

まぁ私は【復活のF】もそれなりに好きではあるんですけどもね。

 

とはいえ今作の【ブロリー】は、ガチで全力VS全力が見られたのが最高でしたね。

ゴールデンフリーザも悪役&ギャグ要員&かませ犬としてしっかり役に立ちましたし、【復活のF】のように邪魔なキャラ*1もいませんでした。

 

唯一、ウィスさんが悟空達に付いてきた理由がイマイチピンときませんが、いなきゃいないでブルマが死んでただろうから、まぁしょうがないかなぁ。

 

ブロリーと友達になるハッピーエンド

今作のブロリーは人間性もしっかり描かれていて、旧作のような殺戮サイボーグみたいなキャラでないところも好感がありました。

エピローグにはしっかり悟空がブロリーに気を遣って、ポイポイカプセルで助けに行くところもドラマが描かれていて良かったです。

 

また、ラストで悟空が名前を聴かれたとき、「孫悟空、それと...、カカロット。」的に締めるのも個人的に良かったですね。

今までは「オラは地球生まれの孫悟空だ!」としか自分を認めなかったのに、今作でサイヤ人としてのアイデンティティも受け入れたところが、バーダックやギネの思いを(本人は知らずとも)受け継いだ感じがして感動しました。

 

なんかもう起承転結が素晴らしすぎるんですよね。

私は原作マンガしか認めなかった勢なのに、今作は原作の面白さを超えてるんじゃないかと思います。

 

悪かった点

・所々作画がニガテなところがあった。最初のバカンスのトコとかフュージョンのとことか。

・チライとレモがパラガスのことを悪く言うのが嫌だった。特にレモはオジサンなんだからチライを諭して欲しかった。

 

 ハッキリ言って重箱の隅をつつくようなレベルですね。

 

総評:ドラゴンボールとして120点の映画!

【ドラゴンボール超 ブロリー】は、マンガのドラゴンボールが大好きな私が120点を付けたいと思うほど傑作映画だと思いました!

ちなみに原作マンガは100点、【神と神】は90点、【復活のF】は70点といったところでした!

 

ついでに言うと【ドラゴンボールZ】のブロリー映画は、1作目2作目共に60点くらいの印象でした。

1作目はドラマが薄く、ずっと悟空達がボコられてるのを見てて退屈だったし、2作目はブロリー1人だけがひたすらシリアスなのが逆にギャグになってる印象だったのです。

2作目のブロリーはイケメンだから好きですけどね。

でも私は【ドラゴンボール超】のブロリーの方が人間味があって好きかな。

 

というか今作を映画館で見なかったのは結構勿体なかったですね。

【復活のF】や【ドラゴンボール超】にいいイメージがなかったからってのもありますが、食わず嫌いは良くないんだなぁと後悔してます。

 

まだ【ドラゴンボール超 ブロリー】を見ていないドラゴンボールファンの方は是非視聴をおススメします!!!

 

Amazon Prime Videoで旧作を一気見するのも楽しいですよ!

 

*1:ジャコとか亀仙人とか

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