先週の日曜日に子どもたちを連れて、青い森鉄道に乗って青森市に行ってきました。私たちは基本的にどこに移動するにも車を使うので、私自身も電車に乗るのは数年ぶりでした。子どもたちも大はしゃぎ。今回の行楽プランは浅虫温泉駅で降りて浅虫水族館に行き、お昼を道の駅周辺で食べて、青森市の新しい駅ビル散策という計画をしました。鉄道料金はJRの運賃と比べると割高感があるものですが、土日祝日は2,100円で1日乗り放題の切符があり、こちらはかなりおトクです。それこそ、一人で青森市に行くなら電車の方が早いし楽かもしれません。お酒も飲めるし。駅周辺で楽しめるのが数ヶ所しかないのがネックかな。
車を運転しなくていい、というのは個人的に革新的でした。とにかく疲れない!…いや、息子が車掌さんを見に行きたいとか、前のほうで線路を見たいとか言うから、抱っこなどで結局体力は使うんですけどね。でも、電車なら途中で眠くなったりしてちょっと休んでも、勝手に目的地まで進んでくれます。これが本当に楽。まぁ、料金については早く着くのを加味しても、車移動と比べてそこそこ割高感はあるので、選択肢の一つにできる感じ。一人だけで遊びに行くときや、お金に余裕があるときは積極的に利用したいですね。
電車に乗るぞ!ということで、その日は早く家を出ました。天気がいい日だったので、10時前くらいの浅虫の綺麗な海が見られたり、浅虫温泉駅周辺を散策してみたり。車だといつでも出かけられるので、出発もダラダラしちゃうんですよね。浅虫水族館には何度も来ていますが、こんなに早い時間の浅虫を見たのは初めてだったかもしれません。青森湾に面していて海水浴場もあって、とてもきれいなところです。ちょうど月の最終週の日曜日だったので、「あさむしマルシェ」という10件くらいの露店や屋台が並ぶイベントが開催されていて、
水族館を見終わった後、お昼もそこで食べました。ピクニックみたいで楽しかったです。
そのあと、20分くらい電車に揺られて青森市に着きました。新しい駅ビルがオープンしてからまだ覗きに来たことはなかったのですが、駅からそのまま新しい駅ビルに入れるようになっていて、かなり都会感があるスペースが出来上がっていました。ほんと、なんにも知らされていなかったら青森だって気づかないくらい、「駅ビルだ!」って感じの駅ビルでした。でもまぁ、新幹線の駅でもある岩手県の盛岡駅と違って、青森駅は新幹線の駅ではないので、どうしても賑わいは劣る印象です。ちなみに青森市の新幹線の駅は「新青森駅」という郊外の場所にあるので、観光で来る場合は注意が必要です。
そんなわけで、青い森鉄道での青森観光。新しい青森の一面が見られて楽しかったです。移動手段が変わっただけなんですけどね。ワンチャンお酒が飲める、ってだけでこんなにも世界の見え方が変わるのか。