先週の土曜日に盛岡に行ってきました。昨年、友人からゲームのグッズを頂いて、お返しに東北地方っぽいモノ、南部鉄器の風鈴を贈りたかったのですが、青森県(南部地域)のどこのお土産屋さんを覗いても、あまり置いてなかったり、種類がなかったんですよね。
私は、何年か前に十和田湖のお土産屋さんで買った南部鉄器の風鈴を愛用しているんですが、再度同じ店を覗いても現品限りで短冊が古くなったモノしかなかったので、思い切って岩手県まで足を運ぶことにしました。一般道で片道3時間半くらい。まぁたまには一人でドライブというのもいいかなと思って。
自分でも少しハッとしたのですが、実は高速道路を全く使わずに盛岡に行くのは初めてだったようです。道中に見たことのない道の駅があったりして、ちょこちょこ寄って休憩しました。岩手町にあるJR新幹線いわて沼宮内駅近くの道の駅「石神の里」とか。和風RPGにでてきそうでワクワクする名前だよね、「石神の里」。
夕方には帰らなきゃいけなかったのであまりゆっくりできなかったんだけど、一戸町か岩手町のあたりかな?、国道4号線沿いに、ポツンとイ~イ雰囲気の洋食屋さんがあったり、デッカイ川やデッカイ岩山が綺麗だったりしてワクワクしました。2泊3日くらいでゆっくり見て回っても楽しいかもしれない。子供がもっと大きくなってからの楽しみにしておこう。
そんで、盛岡に着いて、ちょっと申し訳なかったのが、盛岡って思ったよりも都会でした。ウチの青森市が結構しょんぼりしてるものだから、盛岡もコロナ禍を経て、ちょっと寂れちゃったかなぁなんて思ってたんですが。全然、大都会でした。ナメ腐って、普通にちょっと近所のスーパーに行くくらいの恰好で出てきちゃったんだけど、もうちょっとオシャレしてくればよかった。
今回は郊外にある南部鉄器専門店「岩鋳鉄器館」を訪問して、そのあと小物を見に盛岡駅の駅ビル(フェザン)にも行ってきたんですが、やっぱり青森駅の駅ビル(ラビナ)と比べると、なんかフェザンは“都会”って感じがする。小物雑貨屋さんとかも、地元の伝統工芸品だけじゃなく、個人作家さんのハンドメイド作品も扱っていたし、欲しくなるようなものがたくさんありました。あとは「銀河鉄道の夜」を筆頭にした宮沢賢治グッズとかね。色々とズルいです。
そうそう、小物屋の店員さんが関西訛り(京都とか?)っぽい女性で、喋りが可愛かったです。田舎もんからすると関西の人がいるってだけで、なんか都会を感じますね。
人口も多いんだろうなぁと調べたら、青森市は42.6万人、盛岡市は29.1万人だそうです。えっ、盛岡の方が少ないの? 盛岡の方が平均年齢が若いのかしらとすぐに調べたけど、大差はありませんでした。これはだいぶ謎です。人口が多いところが発展するとばかり思っていたので、目からウロコです。発展してる理由を調べてみようかな。
こんな時代でも、頑張って発展しているところを見ると元気が出ますね。ちなみに青森市はでかいドン・キホーテができて活気付いてます。