小さい頃からどうも他人に同調するのが好きじゃありませんでした。
多くの人は幼少期に「ガキ大将には従う」というのを本能的に察知するものなのでしょうが、私はどうもその能力が欠陥しているようです。
31歳になって仕事をしている今でも同調圧力を強いるタイプの人は嫌いだし、その人がいかに横の繋がりが広い人でも、できるだけ距離をとって生活しています。
私はいわゆる「世渡り下手」な部類になるでしょうね。
同調圧力を強いる人は大抵「自分ルール」を押し付けてきます。
例えば学校生活なら〇〇は嫌がらせをしてもいい対象だとか、社会人なら「サービス残業をしないやつはクズ」「飲みには付き合うべき」だとか。
私の嫌いな人達はそういう同調圧力を「コミュニケーション能力」なんて呼ぶから、本当にタチが悪いです。
人付き合いが苦手なんじゃなくて、お前たちが嫌いなだけなんだよ!って思うことが多々あります。
大抵こういう輩は議論も苦手です。
何か意見をされると「批判された」「文句を言われた」程度にしか思わないようで、より良くしようみたいな考えはあまりありません。
自分にとって都合がいいか、都合が悪いか、それだけです。
だから私は同調圧力を強いる人にも、それに順応すべきだと言う人にも、たとえ目を付けられようと距離をとって生活しています。
とはいう私も18歳から24歳までは、ブラック企業でクソ課長&係長や元ヤン同僚の圧力に屈し、長年に渡って長時間のサービス残業を強いられてきました。
当時は「これが大人になるってことか…」なんて無理をしてしまっていましたが、31歳になった今となっては、ガマンせずさっさと転職すべきだったなぁと思っています。
自分を押し殺して憂鬱になるくらいなら、他人に嫌われて好きに生きた方が有意義かなと思います。
これはまぁ、人それぞれの価値観でしょうけど。
なんでこんなことを書いているかというと、一昨年ウチの会社に中途採用で入社したのがそんな感じのやつだからです。
昼間からずっと雑談&下ネタ、余計な外回りをして、無駄に残業をつける。
けども専務の知り合いだし、表面上は仕事してる感を出すからお咎めナシみたいな。
私と部署が違うし異動もないからまぁいいんですけどね。仕事が溜まっているみたいだからどこかで痛い目を見るでしょう。
何が言いたいかと言うと、同調圧力に従うこととコミュ力は別物だし、身の回りと上手く付き合えなくても大した問題じゃないってことです。
自分がやるべき事をやってないとか誤魔化してるとか、それなら話は別ですけど、自分の中の「譲れない領域」みたいなのは、しっかり持っておいた方がいいとは思います。
同調圧力に屈さず、「自分の思う正しいこと」に嘘をつかず生きた方が、物事が好転しやすい気がしますけど、これもまぁ私の価値観というか人生観ですかね。
生き方は人それぞれですしね。
というかそもそもコミュ力って何なんでしょうね?
コミュニケーション能力という曖昧な言葉しか使えない社畜の方がコミュ力不足 - だから僕は海外に出る、さあ君も
よくよく考えるとすんごい曖昧な言葉ですよね。「コミュ力」って。
まぁコミュ力なんか無くても、「筋トレ」と「勉強」、「思いやり」があれば、大抵それなりに生きていける気がします。
ホントかどうかは知りません。