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30歳を全力で青春する青森県民のお兄さんのブログです。

【マンガ】「すべてがちょっとずつ優しい世界」の感想。私たちの生活を支えているもの。

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どこで知ったか忘れてしまった本ですが、

Amazonで購入したマンガ

「すべてがちょっとずつ優しい世界」を

先ほど読み終えました。

 

すべてがちょっとずつ優しい世界

すべてがちょっとずつ優しい世界

 

 

あまり読んだことのないテイストのマンガで、

この本の持つエネルギーの強さにあてられ

読み終わった後少しボーゼンとしてしまい、

噛みしめるようにもう一度最初から読み直しました。

 

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私達を支えているよく分からないものたち

 

このマンガのメッセージ性の根幹として

震災による福島の事故と原発の必要性を

童話のような世界観で暗喩されています。

 

いや、「反原発」と書いた方が正しいのかな?

そう書くと左派っぽく感じるかもしれませんけど。

 

 

よく分からないものに身をゆだねること、

知らないふりをして後から文句を言うこと、

周りに同調した結果起こってしまう悲劇。

 

福島の事故はただただ原発が悪かったわけじゃなく、

原発を受け入れて利益を享受していた人たちや

それを良かれと思っていた地域の背景があります。

 

 

私は原発の存在が正しいのか分かりません。

 

原発を廃止できるように生活を改めるべきなのか

次世代へのエネルギーとして推進すべきなのか。

 

いずれにせよ、ヒステリックに反原発!と叫んでも

事態は好転しないと思います。

 

 

そういう意味で、このマンガは

”私達の生活を支えているよく分からないもの”について

強烈なメッセージ性で語りかけてきます。

 

まぁ、物事の正しさなんか全部結果論なので

考えたってしょうがないことかもしれませんけどね。

 

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すべてがちょっとずつ優しい世界

 

すべてがちょっとずつ優しい世界

すべてがちょっとずつ優しい世界

 

 

このマンガの表紙からして、ただ単純に

あまーい優しさに触れられる本ではないのは

見て取れることでしょう。

 

実際、このマンガで描かれるのは

しんみりとした村の生活とそこに起こる人災、

そして、そこで生きる強い人々です。

 

 

「すべてがちょっとずつ優しい世界」とは何か?

 

このマンガは寓話でありながら、

登場する人物は妙にリアルな人間っぽさがあります。

 

 

平等に接しようと努める優しすぎる村長。

 

周りに意見を合わせることを優先するカボチャ。

 

何も知らなかったと後からヒステリックに怒る先生。

 

表面上、とても丁寧な”街の人”達。

 

 

ほとんどBADENDのように終わるこの本ですが、

物語の終わりに悲劇に向き合う人々の強さには

どことなく優しさを感じます。

 

考えてみれば、私たちの世界も悲劇だらけですが

すべてがちょっとずつ優しいと思えなくもない。

 

タイトル「すべてがちょっとずつ優しい世界」には

そういうメッセージが込められているのかなぁと。

 

 

おそらく読む人によって印象は様々でしょう。

 

陰気、暗い、だけの感想の人もいるでしょうし。

 

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子どもが大きくなったら読ませてみたい本

 

残念ながら、多くの人にとって

東北の震災や原発事故は風化していることでしょう。

 

東北で暮らす私ですら、3月11日に近づいてから

あぁそういえばもう〇年目なんだなぁと

思い返すほどです。

 

 

いずれにしろ、本当に目を向けるべきなのは

悲劇や結果そのものじゃなく、

「あの日」のために何ができたんだろう?

と考えることだと思っています。

 

「すべてがちょっとずつ優しい世界」は

おそらく、原発の事故を知らなくとも

心を揺さぶるエネルギーを持っているハズです。

 

正解のない世界でも、考える力を持つために

一度は子供に読ませてみたい本だと思いました。

 

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すべてがちょっとずつ優しい世界 (モーニングコミックス)

すべてがちょっとずつ優しい世界 (モーニングコミックス)

 

 

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