どーも!青森のねぶたを見に行くついでに
お寺に行って仏教の勉強をしてきたあさむしです。
青龍寺というお寺
青森県の青森市には、高野山の青森別院である
青龍寺というお寺があり、境内には
昭和大仏という巨大な青銅坐像があるのですが、
帰省していた友達と共に、
青龍寺へ訪問してまいりました。
ちなみに参拝料は大人一人400円です。
青森市の有名な昭和大仏
(21.35mもあるんですって!)
昭和大仏の胎内巡りへ!
境内をトコトコと歩いていくと、
一番奥の方にある昭和大仏へと到達しました。
どうやら昭和大仏の内部へと入っていける様子…
時間もあったので中へ行ってみることにしました。
恐ろしい地獄絵図
内部に入ると、死後の世界について描かれた絵と
それらの解説が並んでいました。
悪人が落ちるとされる、地獄についての解説は
とてもグロテスクで恐ろしいものであり、
さほど信心深くない私でも今一度、普段の
自分の行いを見直そうと思うほどのものでした。
↓ 参考リンク(怖いですよ!) ↓
こんな感じの絵が並んでいました!
(最近流行りのグロマンガ並みにグロテスクです)
そうして胎内を巡っていくと、
七日(なぬか)という単語が目に入ってきまして、
そこで初めて故人の49日というものが
どういった仕組みなのかを知ることができました。
四十九日とはいったい何なのか
故人が亡くなったあと49日目に行う法要として
「四十九日」があります。
仏教では人が死ぬと、死後7日ごとに十王という
裁判官に生前の悪行について裁判を受けるそうです。
最初の7日目を初七日(しょなぬか)(7日目)
次の7日目を二七日(になぬか)(14日目)
と裁判を受けていき、7回目の裁判(49日目)にて、
どの世界へ輪廻転生するか決まるとのことです。
49日後に輪廻転生する先は六道といわれ、
上から順に、
天 道(極楽、天上の世界)
人間道(私たちの住む人間の世界)
修羅道(永遠の争いの続く世界)
畜生道(人間以外の動物になる世界)
餓鬼道(永遠の飢えと渇きの世界)
地獄道(グロテスクのバーゲンセール)
となっており、よりよい世界に転生できるように、
四十九日に供養をするということです。
ちなみに、百か日、一周忌、
三周忌などという法要もありますが、
これらは天道や人間道以外の悪い世界へ
行ってしまった魂を助けるため行う
救済措置的な意味があるそうです。
地獄マジ怖い
あの世の様相を描いた地獄絵図を見たり、
死後7日ごとの裁判というシステムを知って
仏教って面白いんだなぁ~と思いました。
特に地獄の設定なんか、
「ぼくのかんがえた最強のごうもん」
ってくらい滅茶苦茶なものとなってますね。
↓ 参考wikiリンク ↓
地獄って8種類の形相があるそうなんですが、
一番ヌルい「等活地獄」ですら
「1兆6653億1250万年の間、
獄卒に身体を切り刻まれ続ける」
ですからね。
この地獄に落ちる要件も
「小虫を殺した者も、
懺悔しなければ必ずこの地獄に堕ちる」
ということなので、大半の人はこちらの方へ
行ってしまうのかもしれません。
(難易度高すぎない…?)
ちなみに、一番最悪な「無間地獄」は
「349京2413兆4400億年の間、
等活地獄の10億倍の
苦しみを受ける」
もう想像もできない世界ですよね。
逆にこれ、
どうやって思いついたんでしょうね…
善い行いを心掛けたいですね!
割とマジメに地獄にビビってしまったので、
これからも、より善く生きることを
心がけようと思いました。
法律のなかった時代の昔の人たちも、
こうして地獄を怖がらせることで
秩序を作ってきたのかもしれませんね。
ホントの悪人はこういうのも
全然怖がらないんでしょうけどね~…
私も死後の世界はあまり信じていませんが、
あの世で後悔しないように
善い行いを心掛けようと思います!
私もこういう天国に行きたい(煩悩)
今日も訪問していただき、ありがとうございました!ペコリ